こんにちは。

FFS 消防士ゼミナール運営の 一星(いっせい)と申します。

いつもYouTubeを見ていただき、ありがとうございます。

「運営者ってどんなひとなんだろう?」と思う人がいると思うので、

読んで頂けたら嬉しいです。

ここでは、私の自己紹介をしたいと思います。(少し長いです!)

目次

✏️大学4年生。消防官を初受験。しかし・・。

受験のスタートは、大学4年生の頃でした。

消防士の使命である「人命救助」のやりがいに惹かれ、
第1志望を消防士としたうえで、
大学3年生の頃から勉強していました。

毎日、独学で8時間〜9時間は勉強していました。

本気で1発で受かりたかったので、

周りは遊んでいた友達が多い中、断りまくって図書館やカフェや自宅で、勉強をずっとしていました。

いま思い返すと、消防官の試験に受かることに

まったく直結していない進め方であり、

間違ったやり方ばかりしていました、、。

第一志望は、東京消防庁。

当時の東京消防庁の競争倍率は約15倍。(100人中7人も受からない、93人が落ちる。)

1類の2回目は、倍率25倍などいく年もありました。(100人中4人しか受からない、96人が落ちる。)

全国の優秀な人が集い、その中で戦い、勝ち抜いた人しか受からない試験。

周りは、4年も5年も浪人している受験生も多かったです。

「東京消防庁に1発ストレートで受かったら奇跡」と言われているくらいでした。

消防士の人気がすごく、かつ辞めないので新規採用の人数も少なく、

政令市も、中核市も基本的に倍率10倍以上でした。

私は、5月の東京消防庁1類1回目は1次で論文が書けなくて落ちました。

5000人が受けて、

4000人くらいが、一次で落ちていました。

残った1000人の優秀な人たちは、

2次試験では700人くらい落ちていました。

最終的には300人が最終合格する。

そんな規模感の試験でした。

東京消防庁に落ちた後、リベンジを狙うが・・・。

5月の東京消防庁が撃沈。

あんなに身を削って対策していたのに・・・。

と悲観する暇もなく、6月の政令市の試験が始まりました。

結果は、1次の筆記と体力試験を通過。

浪人だけは絶対にしたくなかった。

母子家庭で貧乏で、お母さんに迷惑はかけられないと思った。

新卒で働かないと絶対にダメだ。

浪人してフリーターで、もう1年なんてありえない。

これ以上、お母さんに金銭的な苦労はかけられない。

そして自分の奨学金の借金も500万以上ある。

浪人なんて、してられない。

なので本気で対策を頑張りました。

2次試験で採用が決まるのですが、

選考がいくつもあり、結局8月まで戦いました。

その結果は、

最終試験で不合格でした。(論文・グループワーク・個人面接のトータル)

なんと30名採用で、31位でした。。

(あと1人のところでギリギリ落ちていた事実は、成績開示後に知る)

東京消防庁と政令市に落ちる。あとは9月しかない。

あとがなくなった私は、

9月の中核市の採用試験に全てを懸けました。

浪人だけは絶対にしたくなかったから。

結果は、1次の筆記と論文を通過。

2次試験で合否が決まる。

体力試験と個人面接でした。

ここの倍率も高かった。

なので、これまで以上に勉強を頑張りました。

1日10時間、勉強をやっていた日もありました。

周りからも、

絶対に一星は消防士になれるよ!

それっぽいし!

めちゃ頑張ってるし!!

ここまで頑張っててなれないわけないよ!

と言われましたが、不安は拭えませんでした。

結果、合格通知は来ませんでした。

1枚の薄い紙で、送られてきた封筒は「不合格」でした。

なんて難しく、理不尽な試験なんだろう。

当時、1人で歩いて街を何周もしていました。

途方に暮れていました。

どんなに後悔しても、親に話しても、友達に話しても

合格はもらえませんし、試験も、また来年です。

0からスタートです。いつ受かれるかも分かりません。

消防には結果、全落ち。その後どうしたか?

私は併願先として警察官と市役所も受験していました。

その両方から、内定は頂きました。

それと比べると、消防の面接には手応えが全くなく、受かれませんでした。

また、市役所や警察の結果待ちの際に、「ここですら落ちたらヤバイ」と考え、

民間企業の就職活動をしていました。

誰もが知るほどの大手企業に、内定を頂くことができました。

民間企業の就活って、消防の試験に比べるとなんでこんなに楽なんだろうって思ってました。

筆記試験もSPIだし、論文もないし、

面接だけで決まるし、面接官は優しいおっちゃんだし、楽勝だなって。

消防ってマジで正解がわからないし、誰も教えてくれないなって。

どうすれば俺は受かれたんだろうなって。

ずっと思ってました。リベンジしたかった。

でも1年分の試験のチャンスは「全落ち」という形で、過ぎ去りました。

色々考えた結果、警察や市役所はなんか違うと思っていたので

民間企業に進路を決めました。

✔︎大手・超ホワイト企業に勤めるも・・・消防士になることを諦めきれず。

大学卒業後、一般企業にて新入社員として働きました。

もう消防の試験はいいや。

この会社で頑張ろう。

あれだけ頑張って、正直燃え尽きたし。

そう思っていました。

そこは知らない人はいないほどの大きな会社であり、

待遇も友人から羨ましがられるほどの超ホワイト企業

であったため、待遇面での不満はありませんでした。

上司の人も良い人ばかりで、

マジで辞める理由を探すほうが難しい会社でした。

また、新卒なのに遠方出張などで
色々経験させてくださり、とても充実していました。
(ビジホに泊まるの楽しかった)

そんな中、ある日のニュースで九州豪雨が起き、
200人以上の行方不明者が出ているのを知りました。

ニュースを聞いて居ても立っても居られなくなり、
有給休暇を使って被災地の岡山県へ3泊4日で行きました。

私は現地でボランティアスタッフとして、
ガレキの撤去やスコップで泥かきをしたり、

被災した方々の話を聞いたり、

消防のレスキュー隊員の方も姿を見る中で、

働く中で「やりがい」を求めていることに気付き、

「やはり消防士になりたい」と考えるようになり、

働きながらもう1度、消防官を受験することに決めました。

✔︎働きながら受験する。睡眠時間は毎日4時間!

目指すと決めたその日から、自分を律する修行の日々が始まりました。

土日休みであったため、

・(月)~(金)は10時間ほど働いた後に、カフェor自宅で3時間勉強。

・その後、夜ランニング、筋トレ。

・1日のすべての学習ノルマが終わるのが深夜2時頃。

・次の日は朝6時に起きて会社に行く。

・土日は10時間勉強。

といった生活が続きました。仕事中はコーヒーを飲んで無理やり目を覚ましていました。

GW,お盆,年末年始も関係なく試験対策の日々でした。
仕事で必要な資料作成や出張などもあり、
約3年間、日々の睡眠時間は平均4時間でした。

この日々に関しては、また記事を投稿していきたいと思います。

なぜここまで追い込む必要があるかというと、
消防士の試験倍率は高く、10人に1人ほどしか受からないからです。
(東京消防庁なら15人に1人くらい)

その試験を受けつつ、新入社員として仕事を覚える両立が大変でした。

勉強時間を確保する必要があったので、
プライベートの時間は徹底して無くしました。

友人との遊びや飲み会の誘いも何度断ったかわかりません。

✔︎試験当日。全力で挑む!

そんな修行の日々を続けて半年が経ちました。
迎えた試験当日。

まずは筆記試験。高得点を確信しました。

続く論作文も完璧に仕上げ、無事1次試験突破!

その1週間後の2次試験の体力試験も気合で突破!

そして迎えたラストの最終面接。
ここでシビアな現実に直面させられました。

学生の頃とは違い、「今の仕事を辞めてまで、なぜなりたいのか?」
「そうまでして消防官になりたい理由は?」
をかなり深堀りして問われ、
面接官を納得させる答えを用意しておらず、最終面接で不合格となってしまいました。

「誰もが知る企業に勤めているのになぜ辞める?」とも聞かれ、
「消防官に対する熱意」を伝えられず、完全に敗北しました。

私としては、働きながら最終面接まで行けた時点で
その「熱意」を分かってほしかったのですが、不合格でした。

あのときの無力感は今でも忘れません。

しかし、そこで心を折れることなく

来年に向けた「完璧な面接対策」を作るために、情報収集に全力を注ぎました。

具体的には、

・管轄地域を見て回る

・訓練を見る

・市を徹底的に調べる。(特徴、人口、消防団の数、災害、外国人の数、出動件数など)

・ハローワークで面接練習をお願いし、助言を得る。

(ハローワークの職員の方達は、実は厚生労働省の
国家公務員であり、とても優秀な方なのです。)

休日を使い、情報収集しました。
その際、消防士の試験が詳しく情報が載っている
試験対策サイト(ホームページ)がなく苦労しました。

面接対策をする中で一番効果があったのは、

色々な自治体を受けること。

中には「こんなことを聞かれるのか!」という質問もありました。
あらかじめ用意しておかないと答えられない質問ばかりです。

競争倍率が20倍を超える自治体では、多くの受験者をふるいにかける必要があり、

「消防への本当の熱意を持つ人材」を採用する面接でした。

そして私は不合格になったときにも、本番の情報をすべて残していくことで、

どんな自治体の、どんな高倍率の試験でも突破できる回答」を作成していきました。

ここに至るまでに、働きながらという制約もあり、3年間を要しました。

また、合格するまでには、とても泥臭い努力をしてきました。

そして何度も何度も、悔しい思いをしました。ですが決して諦めず。睡眠時間を削り、仕事も頑張りつつ、

受験者の誰よりも、熱意を持って挑んでいる自覚がありました。

そして私は、今まで受験したことも、住んだこともない、「縁もゆかりもない自治体」に合格したいと考えました。

そして「自分の住みたい土地」で消防士となることを最終目標に定めました。

✔︎内定3つ、しかも首席合格。

私が合格した年に受けた自治体の競争倍率は20倍。
これがどのくらい厳しいのかといいますと、

100人の屈強な消防士志望の受験生がいたとしたら、選ばれるのは5人です。

言い換えると100人中、95人は落ちます。

試験内容は、

・筆記試験

・適性検査

・論作文試験

・体力試験

・集団面接

・最終面接

これらを一つ一つ乗り越え、

迎えた最終面接では、

私1人に対し、面接官が7人でした。

投げかけられるすべての質問に、

話す内容、自己アピール、立ち振る舞い、話し方、テンポ、すべてを完璧にし答えました。

合格者のみ電話すると言われていたので、電話が鳴るといつもドキドキでした。

かかってきた電話に出たら、宅配便のドライバーからだった、なんて何度もありました。

そしてある朝、携帯電話が鳴りました。

画面には、番号の下に「〇〇市」と表示されていました。

iPhoneでは電話番号で位置情報が分かり、発信者がいまいる市の名前が出るようになっています。
電話に出るときの手は震えていました。Amazonの配達便でないことを祈り、電話に出ると・・・

受験した消防局からでした。

採用担当の方「あなたは、採用となりましたのでご連絡します。
おめでとうございます。後日、内定通知書をお送りしますね。」

自分「ありがとうございます!承知致しました。」
丁寧にお礼を言い、電話を切りました。ツーツーツー・・・

・・・まじか。

やった!受かった!!

長い戦いがおわった。

俺は、受かったんだ!!!

この時、人生で1番の達成感を得ることができたことを今でも覚えています。

こうして、血のにじむような努力の末、

無事合格を頂くことができました。

(実はすべての試験の成績が首席で合格していました。この情報も合格後に知る)

また、結果として他の自治体を含め、その年では3つの内定を勝ち取りました。

✔︎消防士を目指す人。「全員」に知ってほしい、試験のリアル。

ここに至るまでの道のりには、
大学の頃から数えて約3年6ヶ月、5000時間もの時間を要しました。

そして追加募集を含めると、15個の自治体で試験を受けてきました。

正社員で働きながら完全独学ということもあり、より時間がかかってしまったのは事実です。

ですが、高校生の方や大学生の方、社会人で
受験を考えている皆さんには以下のことを知ってもらいたいです。

世間的なイメージですと、

警察官・自衛官・消防官などの「公安系公務員」は、
簡単になれると思われがちですが、消防官は甘くないです。

現実は、平均倍率10倍。

10人に1人しか受かりません。

男だけの1クラス30人があるとしたら3人だけが受かり、
あとの27人は落ちる。そんな試験です。
あなたはその27人に入らない自信はあるでしょうか?

特に、私のように働きながら独学で受けるとなると、面接突破が厳しくなります。

✔︎今後の試験の競争率はどうなる?

2020年にコロナが発生し、感染症対策を意識する生活となりました。

外出自粛などにより人々が旅行や娯楽などにお金を使わなくなり、
日本企業の内の86.1%が業績下降となりました。

これにより多くの企業では、
・給料とボーナス減、
・新卒採用の打ち切り、
・早期退職の募集
などを行っています。その情勢から、

「公務員」である消防士の倍率はさらに上がっています。
(消防官は絶対になくならない職業であり、
クビも、ボーナスカットもなく、定年まで安心して勤められるから)

よって、今後も消防士は人気の職業となることでしょう。

また、公務員試験では「1000時間の法則」というものがあります。
これは合格者の間でよく言われていることで、
1次試験である筆記試験を合格するには、平均で1000時間もの勉強が必要だというものです。
面接対策などの時間も加えると、合計で1200時間は必要になるでしょう。

私は約4年間、5000時間もの時間をかけ消防士になりました。

そのため、どの試験においても、対策法を知りすぎるほど知っています。

また、受験する中で色々な人との出会いがありました。
試験会場の受験生などで、消防官に何年も挑戦し続けている人をたくさん見てきました。

そこで分かったことは、「受からない人は、何年かかっても受からない」し、

ということ。

・大学や高校卒業後は公務員浪人し、学費に約100万円かかる予備校に何年も通う人。

・消防官の進路を諦め、自衛官や警察官にしぶしぶ進む人。(実は8割がそのケースと言われています)

・消防官の年齢制限で最後の年まで受け続けたが、最終試験で落ちた人など。

色々な人がいました。

同期では24歳から6年間受け続け、年齢制限の最後の年、30歳で受かった人がいました。

これから先も、志望者はさらに増え、競争は厳しくなっていくことでしょう。
不景気で「公務員の安定さ」が再び世間に際立つこととなったことも後押ししています。
システムエンジニアなども注目されていますが、
理数系科目に関心がないと続けることは厳しいでしょう。

2020年の政府による「国民全員に10万円給付」も、「民間は給料が減らされているのに、給料の下がっていない公務員が
なぜもらっているのか」と叩かれていましたね、、。

✔︎「消防採用試験」において、誰よりも詳しい自信があります。その突破方法にも。

消防士の採用試験には様々なポイントやコツというものがあり、
私は5000時間をかけたことで、「消防士のなり方」を誰よりも知っています。

筆記試験・体力試験・論文試験・集団面接・グループワーク・個人面接など様々です。

学生の方はもちろん、社会人から消防士を目指す方へのアドバイスも、本当に語りつくせないほど語れます。

対策方法について、丸1日中でも話せます。

よって私は、誰よりも「受験生の目線」アドバイスできると断言します。

そこで私は自分の経験を活かし、「FFS消防士ゼミナール」の開設を考えました。
きっかけはこの通りです。

・受験生だった当時、便利な消防官対策サイトがなかった。
・予備校に100万円を払う価値を感じられなかった。
・「良い教材やサポート」を安く提供している人がいなかった。
・わかりやすく説明してくれる「試験に詳しい元消防官」がいなかった。
わたし自ら指導し、消防官を志望する後輩の夢を叶えた。

後輩をマンツーマン指導で支え、

コロナの影響で高倍率となった

2020年度の試験において、

東京消防庁や政令指定都市に最終合格させることができ、実績を証明できました。

✔︎運営者である私が、FFSを立ち上げた理由。

それはとてもシンプルです。

1.当時の私のように、「本気で消防官になりたい受験生」を応援したい。

2.「公務員予備校」という、必ず合格できる保証もない、ノウハウの少ないものに高い費用を払っている方の支えとなりたい。

3.誰にでもなれるわけではない消防士。受験生に向けて、私が今まで培ってきた消防士になるための情報や受かり方」を提供したい。

この3つです。

その中でも最も大きな想いは、

1.当時の私のように、「本気で消防官になりたい受験生」を応援したい。

これです。

私は本気で消防官を目指す人を応援しています。

私の4年間は無駄ではなく、自分自身の成長の糧となったと日々感じています。

目標達成能力や、自分を律する力。努力し続ける力。
それらを学べました。

つらいことも多くありましたが、消防官の試験があったからこそ、成長できました。
頑張ってきてよかったと感じています。

だからこそ、この経験を活かし夢を叶えたい人の役に立ちたい。

同じような志を持つ皆さんには、

「回り道せず、合格してほしい」と願い、YouTubeなどでも情報発信しています。

「大学のキャリアセンターで面接官役をされている方」や、
「予備校の講師の方」などによる机上の空論ではなく、
私自身が受験生であり、面接試験の会場に立ち、
総合成績1位で合格した経験から、本当の知識を提供します。

また、私自身が挑み続けた「消防士採用試験」がこれからどう変化していくのか、
興味があるため引き続き研究を進めていく予定です。
2024年現在で、トータルで7年間、研究してきております。
受講生の皆さんには、最新情報も踏まえて、すべてお教えしていきます。

今はFFSの3期生を教えています。

1人でも多くの受験生を合格させるため。

当時の私と同じく、夢を叶える想いを持っている方へ。

必ず、最終合格までサポートいたします。

ご縁があれば、FFSで一緒に頑張れたら嬉しいです。

長くなりましたが、以上が私の自己紹介となります。

また、教材やサポート内容や、お値段や、私自身のことについて

なにか聞きたいこと・知りたいこと等がありましたら、

こちらの公式LINEにご連絡下さい。

人生相談もできます!

自己紹介は以上です。

それでは、試験を一緒に頑張りましょう!!

FFS 消防士ゼミナール運営 一星

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